Marshall / The Guv’nor



某フリマアプリで中古格安で買いました。マーシャルのガバナー。
現行のガバナーは、GV-2 THE GUVNOR PLUSとして販売されますね。
今回レビューするのはその前のモデル、さらに言及すれば、それの韓国製のものです。

購入経緯


なんで買ったかってことなんですが、某フリマアプリでやすかったからついつい悪癖で購入してしまったって感じです。大体2kぐらいでした。

やっぱり安いものには理由があるのか、届いた当初、電池で駆動することができませんでしたw 修理は後日、記事にします。

昔、同じ韓国製を持っていて、そこそこ好きでしたので、まあ買って損はしないでしょう、な感じで購入しました。

操作方法、入出力


コントロールはGAIN,TREBLE,MIDDDLE,BASS,LEVELです。
ここはGV-2 THE GUVNOR PLUSと同じですね。GV-2には追加でDEEPつまみが付いてますね。
現在となって、ディストーションなどでは珍しくない構成ですが、発売当初(80年代とか?)はエフェクターで3EQ付いてるって珍しかったんじゃないかなーなんて思ったり。


ループって?


このガバナーにはLOOP端子なるものが付いてますね。
ビギナーだった頃の僕は、よくわかってませんでした。
これは歪み回路を通した後、他のエフェクターも一緒に回路を通すことができるものです。
その機能を使うためにはインサーションケーブルというものをつかいます。またはインサートケーブルとも呼ばれたりします。

ミキサーや楽器用アンプなどに付いている端子で、外部にエフェクターをインサート接続する場合に使用する。
 端子の形状としてステレオヘッドフォンなどと同様のTRSフォンが使用される事が多い。これはエフェクターへの送り出しと戻りを1つの端子で行うためであり、接続にはY字型に分かれたインサートケーブルを利用する。
引用元 http://www.g200kg.com/jp/docs/dic/insertjack.html

これをつかえば、
-グラフィックイコライザーなどを接続し、歪みの細かくイコライジングする
-ディレイ・リバーブを接続し、ソロ用の音を作りこむ。
などができます。
あまり使っている人は見たことありませんが、使ってみると便利だったりすると思いま
す。



音について


あまりにも有名すぎるエフェクターのひとつですので、語る必要もないと思うのですが、
マーシャルの音がします。ですが、シングルなどで弾いてもあまり尖った感じはしませんね。耳馴染みがいいです。
買った当初、あまり期待はしてなかったのですが、
いろいろ使えて便利だったりします。

  • マーシャルに対してのブースターとして使用が気持ちいい。
  • ジャズコやフェンダー系のアンプでも3バンドEQでそこそこ使える歪みになってくれる。

音質面で優れたエフェクターが多い現代で、「これじゃなきゃダメ」って感じにはならないのですが、汎用的に使いやすいエフェクターだと思います。




やっぱり見た目がかっこいいですよね。
最近のエフェクターにありがちなMXRサイズで無難なデザインとかではないところが、粋です。
見た目とマイルドなマーシャルの音がきっちりリンクしてる感じがします。





LOOP端子に使うインサーションケーブルも以下から購入できます。