VOX "Straight 6 Drive"と ”V8 Distortion”の試奏。


VOXのTone Garageシリーズ、"Straight 6 Drive"”V8 Distortion”を試奏してきたので感想をメモしておきます。

まず、なぜこれを試奏してきたかというと、同シリーズ"Trike Fuzz"を先日を買ったのですが、これがすこぶるいいペダルでした。
同シリーズのほかのエフェクターもよさげなんでないかなーと思い、近くの楽器屋まで行ってきました。上の画像は試奏のときのものです。



"Straight 6 Drive"


上の写真でいう右の緑のエフェクターですね。発売は2年前くらいの夏だった気がするんですが、そのときはデザインにピンときませんでした。安くさい色だなーと笑
ですが、海外の自動車を意識したデザインということをきいて、なかなかいいデザインなんじゃないかって今は思っております。淡い緑の駆体に白文字、白ノブがさわやかでいいですね。真空管の色も 涼しげでいいですね。

音の方ですが、かなりマーシャルよりな音でした。VOXの出すペダルなんでAC30方面かと思わせつつそんなことはありませんでした。
考えるとVOXが出すエフェクターでがっつりAC30寄りなものってないかも、、。そういうものはアンプで出せってなのかも。

ドライブ9時くらいまではあんまり歪みませんが、12時まで回すとけっこう歪んでます。フルテン近くまで回すと、ぐしゃっとなる感じまでいきますね。ノイズもでます。

トーンコントロールはトーンとベースで、効きがよく、仕事をきちっとしてくますね。

ノブの下にあるスイッチはブライトですね。切り替えで大幅に音が変わるものではありませんでしたが、堅実に使えるものだと思います。

こちらの弾いてて感じたのは、
歪みペダルの感想としてはありきたりですが、「ピッキングニュアンス」がよく出ます。ギター側のボリュームにもよく反応してくれます。
歪み幅も広く、使いやすい一品ですね。アンプに期待できないスタジオでも使えると思います。



”V8 Distortion”


写真左の黒いものです。どうやらシリーズ一貫して、文字の色とノブの色を合わせているようですね。こちらは青文字で、青ノブです。
そこに真空管の赤い光が加わって、スピードカーのエンジンが出てますね。同シリーズでこいつが一番速そう笑

ノブのコントロールの種類は上記のStraight 6 Driveと同じですね。

ゲイン幅についてですが、最小にしても歪みます。クリーンも対応できるということはないですね。マックスまでまわしてもキンキンして、使えないということはないです。ここらへんが、真空管搭載の恩恵を受けている感じがします。

トーンのコントロールも同様に効きがそこそこいいんですが、こちらはもっと効いてくれて良かった感じですね。
ノブ下のスイッチですが、こちらはミッドシフトとなってます。これもちょっと大人しい効きな印象ですね。

総合していうと、いい歪みの飽和感を感じることができるので、トーンコートロールをもうちょっと広くとって欲しかったです。
といっても弾いていて気持ちいいペダルで、ロングトーンのフレーズはとっても合いますね。


ふたつ弾いてみて、どちらも欲しくなりましたが、どっちか買うとしたら個人的に"Straight 6 Drive"かなと思いました。単純に最近やってるバンドのジャンルに合います。
その場では買わなかったのですが、思い返すとかなりいいペダルでしたので、あとで買います笑